80歳後半では男性の1/3、女性の半数が要介護状態になり、
この主な原因は脳血管障害と認知症である。
80歳後半で40%,90歳になると60%が認知症になります。
認知症の発症予防については、脳への刺激、運動、口腔に係る機能の向上、
栄養改善 社会交流、趣味活動など日常生活における取組が認知機能低下の予防
に繋がる可能性が高いと言われています。
抗酸化ビタミン(ビタミンA,E、C)ビタミンB群(葉酸含む)
ω3系不飽和脂肪酸(EPA、DHAなど)はアルツハイマー病
の予防効果がある。
しかしサプリメントを用いた場合の一定の結果は得られていない。
3年間の認知機能の低下の比較としては
咬合支持あり 認知低下24、8% 認知維持75、2%
咬合支持なし 認知低下37、4% 認知維持62,6%
認知症の防御因子として運動、食事、余暇活動、社会的参加、認知訓練。
活発な精神活動と言われています。
認知症の危険因子として加齢、遺伝性のもの、高血圧、糖尿病、喫煙
東部外傷、難聴と言われています。
おいしく食事を取り、適切な栄養を取るためには、まずは虫歯治療と
歯周治療をしっかりとして、義歯やブリッジやインプラントなどで
咬合支持を確保することが大事だと思います。