医院ブログ

2022.04.24更新

お口の機能を獲得、維持向上のためには日々のトレーニングが必要。

頬の膨らまし(頬筋の強化)

①左右片方ずつ、頬に空気をためる。

②両側に空気をためる。

③「ぷっ」と音が出る様に両手でつぶす。

舌の運動(舌機能の強化)

①上下左右に動かす。

②唇をゆっくりなめる。(左周り→右周り)

③舌打ちをする。(舌をならす)

投稿者: あいデンタルクリニック

2022.04.17更新

サルコペニア

サルコペニアとは、加齢によって起こる全身の筋肉量減少と、

それに伴う筋力低下、身体機能の低下を指します。

サルコペニアになると、歩く、立ち上がるなどの日常生活の基本的動作に

影響が生じ、転倒や骨折、寝たきりなどにより、介護が必要になり、

生活の質を著しく低下させる懸念があります。

サルコペニアを予防する為には、栄養のバランスの取れた食事と、

適度な運動を心がけて生活を送る事が大切である。

 

投稿者: あいデンタルクリニック

2022.04.10更新

口腔機能低下症の診断基準

1、口腔衛生状態不良(口腔不潔)、2、口腔乾燥

3、咬合力低下、4、舌口唇運動機能低下

5、低舌圧、6、咀嚼機能低下、7、嚥下機能低下

の7項目である。このうちの3項目が基準値を

下回れば、口腔機能低下症と診断されます。 

口腔衛生状態不良の検査は、視診により舌表面の

舌苔の付着程度を評価する。

口腔乾燥の検査は、口腔粘膜湿潤度または唾液量で評価する。

咬合力低下の検査は、咬合力検査又は残存歯数により

評価しますが結果は、咬合力検査を優先します。

舌口唇運動機能低下の検査はパ、タ、カの音節をの5秒間での発音

回数を測定する。評価は1秒間あたりの回数が6回未満が低下と判断。

低舌圧の検査は舌圧測定により評価する。舌圧プローブを舌と口蓋

との間で最大の力で、数秒間押し潰す最大舌圧を測定。

咀嚼機能低下の検査は咀嚼能力検査と咀嚼能率スコア法で評価。

嚥下機能低下の検査は嚥下スクリーニング検査又は自記式質問票

のいずれかの方法で評価。

口腔機能低下が進行すると、摂食嚥下障害や咀嚼障害など経口摂取

が著しく障害する状態に陥る。その結果、栄養障害が起こり

サルコペニアや要介護状態に陥る事と成る。

このような状態に陥らない為に、継続的な口腔機能管理を実施し

口腔機能低下症からの回復を目指す事が重要である。

 

投稿者: あいデンタルクリニック

2022.04.03更新

加齢だけでなく,疾患や障害など様々な要因に

よって、口腔の機能が複合的に低下している疾患

放置しておくと咀嚼障害,摂食嚥下障害となって全身的な健康を損なう。

高齢者においては,う蝕や歯周病,義歯不適合などの口腔の要因に加えて、

加齢や基礎疾患によっても口腔機能が低下しやすく,

また低栄養やいわゆる寝たきり状態を呈することが多い。

そのため,個々の高齢者の生活環境や全身状態を見据えて

口腔機能を適切に管理する必要がある。

R4年4月1日から歯科診療改定で、50歳以上の方に口腔機能低下症の

治療が受けられる様に成りました。

口腔機能低下症の診断、検査、治療を受けたいと思われる患者様は

お気軽にご相談ください。

投稿者: あいデンタルクリニック


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