当医院では、MEDIT社のi700というIOSを使用しています。
IOSとは「Intra Oral Scanner」の略で、日本語では「口腔内スキャナー」といいます。
従来、歯科医院でのジルコニアクラウンの被せ物を作る時は、アルジネートかシリコン
と言う印象材をトレーに盛り、それを口腔内で歯に押し付けて型を取っていました。
この方法では、口腔内で3分間保持する必要があり、これを苦手とする人が多いです。
印象材には臭いや味があるため、不快感を覚えたり、嘔吐反射を
起こしてしまったりする患者様もいらっしゃいます。
ところが、IOS(口腔内スキャナー)を使用した場合、従来の方法とは全く異なり、
印象材は全く使わず型が取れます。
方法は、口腔内に小型カメラの様な物を入れて、歯の撮影を行います。
しかも、撮影だけなので、不快感や嘔吐反射がありません。
簡単に型取りは終わります。その後、数分でコンピュータ上での確認が出来ます。
口腔内スキャナーを使用すれば、印象材を使わず短時間で型取りが完了するため、
患者様の負担を軽減する事が出来ます。
IOS(口腔内スキャナー)を使ってもっと楽に型取りしましょう。