こんにちは。院長の伊藤です。
暖かくなるとともに、
少しずつ雨の降る日も増えてきました。
この時期は
「雨が百種の穀物を生じさせる時期」として、
二十四節気では『穀雨(こくう)』というそうです。
恵みの雨を浴びて、すくすくと育つ穀物のように、
私たちも日々成長を続けていきたいですね。
さて、本日は皆さまに、
現在医療業界・歯科業界が
直面している深刻な状況について
お話させていただきます。
歯科診療の現場では
3つの大きな懸念が続いているのです。
1つ目は、治療に欠かせない
「麻酔薬」の不足です。

原因は4年前、
国内で大きなシェアを持つ企業の
製造ラインで不具合が
起きたことに遡ります。
以来、製造量が大幅に減少したそうで、
現在は全国の歯科医院で
抜歯や虫歯治療の予約制限が
相次ぐ事態となっています。
もしこのまま減っていくと
抜歯、神経を取っていく処置など、
麻酔が必要な治療が出来ない。
また急な症状や腫れがある時に
痛みを我慢しなければいけません。
2つ目は、石油由来の
「医療用品」の危機です。

今年2月28日から
始まったイラン情勢により、
ホルムズ海峡が閉鎖された影響で
プラスチックの原料となる
石油由来のナフサが不足しています。
歯科医療は、
ほぼ100%が使い捨ての
プラスチック製品で成り立っています。
感染防止の為に、
1度使用した器具は、
再利用出来ません。
診療時に欠かせない注射器や、
手袋、紙コップ、患者用のエプロン、
治療器具を清潔に保つ滅菌パックなど、
石油製品の供給不足は深刻な状況です。
これらは、毎日大量に
消費し続けなければ
歯科医院は機能しません。
石油由来製品の流通が
少なくなることを心配した、
全国の歯科医院から
医療用品の注文が殺到。
さらに入手しづらい状況になっています。
4月8日に2週間の停戦合意がなされ、
その間は海峡が開通する見込みですが、
一日も早く物資の供給が
安定することを願うばかりです。
3つ目は、3月のブログでも
詳しくご紹介した
銀歯に使われる
金・銀・パラジウムといった
「金属価格」の高騰です。
現在、金属冠(銀歯)を被せるたびに、
歯科医院側が3,000円以上の
赤字を背負うという
異常な状況が続いています。
「麻酔不足」「医療用品不足」「金属高騰」。
まさに三重苦とも言える困難が
次々と押し寄せており、
全国の歯科医院が
非常に厳しい経営・診療環境に立たされています。
私たちはこの困難な局面においても、
皆さまに安心して治療を受けていただけるよう、
これからも日々最善を尽くしてまいります。
お口のことでお困りの際は、
どうぞ安心してご相談ください。
これからも皆さまのために頑張ってまいります。
あいデンタルクリニック
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