講習会のスライドから引用
令和1年12月15日に大嵩歯科大学100周年記念館で和田精密歯研主催の
コーヌスクローネ義歯の講習会に参加しました。
従来のクラスプ付きの局部床義歯は粘膜負担が主となりクラスプの掛る歯牙負担
が大きく、歯牙が数年でダメになる事が多かったです。
コーヌスクローネ義歯は支台歯と床が一体となるので歯根膜負担が主となります。
コーヌスクローネ義歯のメリットは?
1、歯根膜負担なので、弱った歯でも使える。
2、よく噛めるし、噛めているという実感もある。歯根膜感覚!
3、良好なメンテナンス性で、かなり長期間使える。
4、優れた装着感と機能性を備え、臨床で広く応用出来る。
コーヌスクローネ義歯のデメリットは?
1、金属アレルギー患者に適応できない。
2、熟練した技工技術が必要。
3、金属価格の高騰
4、自費治療となります。
講習会のスライドから引用
現在は研究も進みジルコニア内冠と、ジルコニアコーヌスクローネ義歯の作製が可能となりました。
ジルコニア内冠は生体神話性がよく、歯垢沈着も少なく歯肉改善も良好です。。
ジルコニアコーヌスクローネ義歯はジルコニアセラミックと義歯が一体となった構造
で違和感がほとんどなく美しい義歯です。
コーヌスクローネ義歯は取り外し式の義歯ですが残した歯に無理な力がかからず
長期間にわたって良好な状態を維持する事が可能な義歯です。
当院で、コーヌスクローネ義歯の治療相談も受けております。